きゃんでぃそふとスタッフブログ

2022年10月の記事

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2022年10月30日(日) 01:05

#776 MADE IN JAPAN 回帰?

どもどもマイルドです。

私が子供の頃って、
おもちゃでも衣服でも工業製品でも、
日本製がありふれていたと思うのですが、
ここ最近は日本製のものを目にする機会って少なくなりましたよね。

最近驚いたのは、
模型屋さんで見つけたタミヤのミニ四駆。
まさかタミヤまで海外製だとは……。
(日本製のも今もあります)

あと、いつからかわかりませんが、
サッカーの日本代表のユニフォームも
海外製になっているんですよね。

2002日W杯韓共催の頃のユニフォームを
当時買って持っているんですが、それは確かに日本製でした。
せめて日本代表のユニフォームくらいは日本で作っていてほしいものです。
しょうがないかもしれないですが。

今住んでいるところの近くに、広大な広さの
元が大手電機メーカーの工場だったところがあるんですが、
今は住宅地になっています。
ここで働いていた人たち(数百人、数千人規模?)の雇用は
どうなったんだろうか、と考え出すと恐ろしくもなります。

しかしながら、世の中の円安状況を受けて、
一部ではMADE IN JAPAN 回帰の流れもあるようです。

製造コストの安い海外生産だったはずが、
むしろ日本で生産した方が安定して流通&コスト低いんじゃね?
ってことですよね。

日本製が増えた方が良いのか悪いのか、
簡単に答えが出せるものでもないとは思いますが。

さて、エロゲですが、
弊社の場合はパッケージは基本的に日本国内製造です。
(もしかしたら、DVDのケースは大量生産の海外製を輸入したものかも

我々作業しているスタッフのパソコン内部の部品の大半は
海外製かもしれませんが、
まあ基本的には日本製と思ってもらってよいと思います。

まだまだ少ない日本製の製品ということで、
楽しんでもらえたら幸いです。

……今までやってませんでしたけど、
パッケージに「MADE IN JAPAN」って印刷した方が
ウケるかな……?

ではではまた次回〜

written by candysoft [m7sのはずかしダイアリー]

2022年10月22日(土) 00:20

#775 女性口調って

どもどもこんばんは、マイルドです。

本日のお題。
フィクションの、特にマンガやアニメ、ゲームでの
女性口調について。

〜〜わ。

〜〜なのよ。

〜〜なのよね。

等々、語尾に特徴のあるあの話し方。
俗に「てよだわ言葉」と言われるものです。

よく見かける&耳にしたりしますし、
自分の企画したゲームのキャラでも割と頻発したりもします。
まあ、そんなに違和感なく受け入れてますよね。

しかしながら、現実だとなかなかに遭遇しない話し方だというのも
皆さんも認識はしてるかと思います。

なのですが、現実でもこの「てよだわ言葉」を使っている人、
いたんですよね。
「マジでいるんだー……」と。
まあ、自分の母親世代の人ですが。
アラフィフ以下の世代で見つけるのは難しそうです。

キャラの方に戻りまして、
この「てよだわ言葉」を無しにしてやってみたとすると……
少人数のロープライスならいけると思うんですが。
(実際、『センパイがシてくれたこと全部』では、現実に話していそうな口調に気を使いました。未試聴の人はぜひ)


複数人ヒロインが出てくる美少女ゲームでは、
けっこう厳しい……ですかね。
キャラを描き分けしないといけないですし。

そもそもお嬢様キャラが「〜〜ですわ」みたいな、
さらに誇張された口調のキャラもいるので、
そんなところ気にしてもしょうがない、という話もありますが。

まあでも……キャラ数の絞れているロープラならありかな。
うん。


そんな感じで、ではではまた次回〜

written by candysoft [m7sのはずかしダイアリー]

2022年10月14日(金) 22:14

#774 AI

どもどもこんばんは、マイルドです。

巷では、AIによるイラスト作成が話題ですね。
自分なんかでも、作品中にAIのキャラを出していますからね、
イラストを描いてくれようが何しようがどうぞどうぞ、
と思わなくもないのですが。

反発が大きいのはやはり、
自分の描いた絵を勝手にサンプルデータ元にされて、
それを他人が自分で描いたかのようにして使われてしまう、
というところなんでしょうかね。

大いに理解できる部分でもありますが、
その一方で「始まっちゃったものは止められないだろう」
という気もしますので、
個人的には上手いこと活用出来たらいいなーと思う今日この頃です。

なんかそのうち、有名イラストレーターや有名背景画家と同じような並びで、
有名背景作成AIみたいなのが出てきそうな気がします。

他AIとの差別化を施した絵柄を生み出せるAIで、
そのAIを使用する料金を払ってイラストを描いてもらう、
みたいなことに……。

なんなら、サンプルなんてものは世の中にたくさんあるので、
「〇〇(有名作家さん)的な新しいSFモノ」という指定で、
キャラ設定から、お話から何から何まで、
全部AIが作成してくれる……
なんて未来もあったりするのでしょうか……?

そういった研究もおもしろそうだと考える一方、
今は目の前の作業を進めていくだけで
精一杯であったりします。

ふぅーむ


特にオチもないですが、今回はこの辺で。
ではまた次回〜

written by candysoft [m7sのはずかしダイアリー]

2022年10月8日(土) 01:28

#773 寒い……!

急に寒くなりましたね。
いかがお過ごしでしょうか、マイルドです。

「寒い日には熱燗で」と、よく言われますが、
私個人としては飲んだことが無かった気がします。
(だしで割ったやつとか飲んだかな……ちと曖昧です)

日本酒系を普段飲まないので、
そういう発想にもなかなかならないのですが。

エロゲのシーンとしては時々出てくるシチュエーションですし、
たまには試してみたいと思うような寒さでしたね。

少し前に天気予報をチェックして、
冬物を出して洗濯しておいたので、
安心ではありました。

ここのところ出しているゲームでは、
春〜夏がメインの時期が多いので、
久々に秋冬メインのゲームやシチュエーションもいいかな、
と思ったりしています。

〇〇〇エッチとか、〇〇〇エッチとか、
いいですよね!
(実際にゲームのシーンで出てくるまで秘密)

それではまた次回〜

written by candysoft [m7sのはずかしダイアリー]

2022年10月1日(土) 00:41

#772 エロゲの美学、HCGについて

どもどもマイルドです。

作品ページ等では紹介しない個人的なこだわりを
少しばかりご紹介します。

タイトル「エロゲの美学」
今週取り扱うのはイベントCG「HCG」についてです。

当CandySoft系のブランドでも16:9の横長画面になって早10年。
私が担当したタイトルでも、
当初はいろいろと試行錯誤がありましたが、
ここ数年はある程度の方向性を持って画面作りをしています。

大きくは下記の3つ

・おっぱいを見せる(なるべく左右の)
・挿入部を見せる
・ヒロインをメインで見せる

です。

・おっぱいを見せる
以前はおっぱいが腕や服で隠れたり、
左右のうちどちらかだけ見えたりするCGもあったかもしれないですが、
なるべく左右とも見えるようにお願いしています。
(テキストの描写と食い違わない場合ですが)
ただし、お尻を見せたい狙いのカットの場合は、
おっぱいはそこまで見せてないこともあると思います。
「何を見せたいか」で変わったりはします。


・挿入部を見せる
以前は、モザイクをなるべく画面中に入れないようにした
カットもあったりしたのですが、
今は「しっかり挿入してるよ」というのを感じられるように
画面中に入れてます。


・ヒロインをメインで見せる
Hシーンに関しては基本的に、
キャラが前面に、ヒロインが画面中の面積の大半を占める想定で
構成しています。
見たいのは、やはりヒロインのHな姿だと思いますので。
その分、背景面積は少な目で、
構図的に「キャラが斜め」という感想も見受けられますが、
そこは致し方なし、斜めだろうが何だろうが、
ヒロインがババーンと見えるように、というお願いをしてます。
(その前の6:4画面だと、キャラを斜めに配置しても
 そこまで角度が急にはならない為、
 斜めという印象は抱きづらいかと思います。
 キャラが斜めは横長画面のエロゲの宿命かもしれません)


しかしながら、場合によっては
「主人公が覆い被さってる、支配している感、支配欲を満たす」
みたいなのを表現する場合もあるので、
こちらも「何を見せたいか」で変わります。

※番外:主観について
主観=主人公の視点が最高、という意見をよく見ます。
主人公と一体化してプレイできるという点でいえば、
確かに理想です。

なのですが、1つのゲームに
何十枚とHシーンのイベントCGがありますので、
それを全て主観でやると、画面が変わり映えしなくなるのです。

正常位も対面座位も騎乗位も
基本的には男女が向かい合ってシてますしね。

後背位系は、ヒロインの顔が見えなかったり。
これはこれで興奮するという意見もわかるのですが、
ゲームではやはりカットインで顔の様子も見せるべき、となるわけで、
そうすると作業量は増えていきますので、
安易に手を出しづらかったりもします。
(わかってて、あえてやってる場合もあるのですが)

なるべくなら、1枚1枚違った見え方になるように、
主観もあれば、主観とは別のところにカメラを置いたりなどして
工夫しています。


というわけで、ある程度の方向性は出来ているものの
(あくまで私個人的にはですが)
それでも簡単にポンポン出てくるものでもないので、
毎度苦労しているのです。
しかも、携わった作品が積み重なっていくと、
「前もこの構図やったな……」という思いが付きまとってきて、
「なるべく以前にはやらなかったことを」と思ったり、
「むしろうまく出来たものだったら積極的に再利用しよう」
と思ったり……悩ましいですね。


ちなみに通常シーンは、
背景(情景)を含めての場面表現という場合もあり、
画面中のキャラ面積が小さくなることもあります。
やはりこれも「何を見せたいか」で変わってきます。


細かく言えば、メッセージウインドウとの関係とかもあるのですが、
それはまた機会があれば。

今回は以上です。

ではまた機会があれば。
また次回〜

written by candysoft [m7sのはずかしダイアリー]

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